今回入院して、同じ病室に入院していた人達には、旦那さんや彼氏さんやお友達がお見舞いに来ていたけど、私には、だれも来なかった。連絡するような人もいないし・・・。
障害がわかる前だったらきっと、とてつもなく孤独に思えただろうけど、障害がわかってから、いろいろ自分の特性を踏まえたうえでの「本当に望んでいること」をずっと考えていたおかげで、今回、あまり孤独をつらく感じなかった(抗鬱剤が効いていたせいもあるだろうけど・・・)。
自閉人間は、二者択一でどうしても選ばなくてはいけないことがある。
「色々しんどい思いをしてでも、独りぼっちは嫌だから人間関係を頑張って築く」
のか、
「色々しんどい思いをしたくないから、自由と引き換えに孤独を引き受ける」
のか、そのどちらかを。
漠然ながら、長い時間をかけて熟考してきて、私はこの入院中に、後者を選ぶ決意が固まった。
そりゃ淋しいこと切ないことも多いけど、前者を選んだら、私はたぶん、ますます病んでしまうと思うから。
独りならば孤独なのは当たり前だけど、集団の中での孤独や、相手の思いにちゃんと応えられないということのほうが、私にはつらい。
看護婦さんとか、職業的な方々の優しさや暖かさは欲しいし、ネットで色々あたたかなコメントをくださる人達と、ゆるーくつながるのも嬉しい
(いつもありがとうございます)。
しかしもう、そのあたりの人付き合いが、私の限界なのである。
孤独死とかはもう、ぜんぜん怖くない。
だって、死んだあとのことまで知らん(笑)
家族に囲まれて泣き叫ばれて、惜しまれながら死ぬのもきっついよ。
それなら家族が天国に行ったあと、自分がラストに・・・・っていうのは・・・うん。悪くない。
何処へ行っても孤立してしまうのと、人に上手く対応できず、結果周りを傷つけたり不快にする事が辛すぎるので。
出来れば「世捨て人」になりたいです。