佐世保事件だが、テレビで加害者少女のアスペ説を語ったあと、おそらく苦情電話が殺到するんだろうが、CMあけに取って付けたように
「アスペルガーの人達すべてが犯罪を犯すというわけではありません」
という毎度お決まりのフォローは何とかならないのだろうか。
一般視聴者にしてみれば、警戒心倍増になるだけでは・・・といつも心配になる。
あともう一つお決まりの
「アスペルガーにはむしろ、天才的な人達もいるんですよ」
これもやめていただきたい。
猟奇的なアスペと同じく、天才的なアスペも一部でしかないし、
何より、
猟奇的なアスペがいるということの対論になっていない。
「むしろ」という言葉で繋ぐなら、対論になっていないとフォローにはならない。
猟奇的なアスペがいるということの対論ならば、
「アスペルガーにはむしろ、虫一匹殺せない心優しい人達もいるんですよ」
でしょ??
ふーーーー。つかれるーーーー。
ちなみに私は虫一匹殺せないほど清廉でもないけど、小動物以上は無理である。
牛や豚が解体されるところはつらくて見ていられないけど、肉は美味しく食べるという身勝手なところもあり、まぁこの部分に関しては標準的な感覚の人間だと思う。
でも中にはそういうのにも耐えられなくて、厳しいベジタリアンになるアスペも結構いるんだろうな・・・と想像できる。
マスコミやコメンテーターの育成がどのようになされているのか全く知らないですが、もっと「こういう立場の人はこんな事を言われると、こう思って傷つくから絶対に発言しないように。もし誤って発言した場合、このように謝罪するように」というような、少数派の人々の心情もおもんぱかった教育がなされてほしいなあと思います。ASの人は非言語の了解が分からないので、一から十まで言わなければいけないと言われますが、マジョリティの人たちだって、マイノリティの人たちがどこに、どのように傷つくか、最初から最後まで説明しないと理解していないことがありますよね(全ての人とは言いませんが)。だからこのようにズレたフォローが出るのだと思いますけど。
まとまらない文章ですみません。