小学生のころ班をつくるときに、班長が順番に好きな人を班員に指名していくというドラフト制の決め方で、私はいつも最後まで余っていた。
最初は全員立たされて、選ばれた子から椅子に座って行く。
いつも、最後まで一人で立たされるのは私で、つらかった。
(これ、今の時代でもやってるんでしょーか?酷いやり方だと思うけどな・・・)
そして最後一人立たされたまま、班長達の会議がはじまる。
「(Solitude)いる?」「うちいらない」「うちもいらない」とか話しあってというか押しつけあって、結局どこかにイヤイヤ引き取られるというパターン。
トドメは帰りに先生に職員室に呼び出され、
「Solitudeちゃん、なんで最後まで選ばれなかったと思う?」
「・・・・・・・」
「なんで○○ちゃん(知的障害の子)より先に取られなかったと思う?」
「・・・・・・・」
「Solitudeちゃん、全然自分から話しかけないからよ」
「・・・・・・・」
「Solitudeちゃんが憎くて言ってるんじゃないのよ」
「・・・・・・・(涙目でうなづく)」
何を言えと言うのだ。
今の子はたぶんこんな残酷な思いはしなくて済んでいるだろうから、いいな。
親が黙ってないだろうしさ。私が親でも、この班の決め方は問題提起するな。
まぁどんぶり勘定でも最低20回ぐらいはこのような思いをしてきたわけで、小学校卒業する頃にはもうすっかり嫌われ者だということを自覚させられた。