アスペルガーという障害名が消え「自閉症スペクトラム障害」という名に統一されることは、主治医から聞いていて2年前ぐらいから知っていたけど、うーんどうなんでしょうね・・・アスペとカナーとでは同じ支援内容で良いわけがないし、どういうつもりなのか。
支援のための障害名でしょ?
まぁ私はこれからもアスペという言葉を使いますけど。
白黒はっきりしたいアスペな私にとって、スペクトラム(虹色)というのがまず気持ちよくないというか、スペクトラムであるかぎりはどこでラインを引いても絶対にグレーゾーンの人達が出てきてしまうわけで、これって真っ黒アスペ達にしてもグレーゾーンの人達にしても、すっきりしないよね・・・。
染色体で自閉症がわかるという話はどうなった?ダウン症みたいに見た目で完全に白黒付けられる外観的特徴ってアスペにあるのかな。
当事者会とか行っていないので知らないけど、後頭部が大きかったり低緊張で背骨がぐにゃってたり、ナデ肩だったりとか、基本的には人形のように端正な顔立ちとか(もっとも大人になると身なりに構わなくなり容姿は劣ってくるが・・・)、なんか共通点があるといえばあるかんじもするんだけど。
あと平均より高身長の人多くない??
このへんの研究がもっと進むとよいね。
さて診断基準は、アスペの3つ組障害から自閉症スペクトラムでは2つに絞られた。
「常同的行動」と「社会性・コミュケーションの障害」の2つに・・・
「想像力の障害」ってのが消えたね。
やっと想像力ないのはお互いさま(定型vsアスペ)だってことがわかったか
それとも想像力の障害も「社会性・コミュ障」の中に含まれているのかなぁ?
なんかよくわからないけど、この基準になって今まで広汎性発達障害と言われていた人達が2割ほどふるい落とされるという噂も出ているし、なんか良いのか悪いのか、ってかんじよね・・・・。
AS夫の妻、千里です。
「想像力がない」って項目、消えるのですね。
私と夫は「想像力のなさ」を「他者の立場に立って
考えられない」とか「他者の気持ちがわからない」
ではなく、「こうするとどうなるか、ということを
予測するのが苦手」という意味だと思ってました。
例えば・・・
以前夫と車で出かけた時、こんな事がありました。
先に車に乗り込む夫。
車の前を通って助手席に向かう私。
その日は風の強い日でした。
私が車の正面を横切ろうとしたその時、
ウインドウウオッシャー液がびゃーっと出てきて
私の上半身全体にしぶきがかかりました。
「うわ、なにすんの!」
「窓が汚れてたからきれいにしようと思って」
「このタイミングでやるとどうなるかわかるでしょ!」
「ごめん、わからんやった・・・」
こんな感じの事、ちょくちょくあります。
簡単な言い方だと「考え無し」な行動。
子供っぽい男子の行動みたいな感じです。
これは私達の勝手な解釈で、実は「予測する力」
ではなくて「共感力」「理解力」って意味で
使われているのでしょうか。
だとしたら、とっても失礼ですね。
消えて良かったです。