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30代後半でアスペルガー症候群と診断された女性です。高知能もギフテッドもない予後不良群の一人です。
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不義理しています


せっかく頂いているコメントやメールになかなか返信できずごめんなさい。
手帳うつか何かわからないけど(あ、出ました障害者手帳。出なかったら困るんだけど、出たら出たで凹むなこれ・・・)、ちょっと今うまく言葉が出ない精神状態が続いています。

なるほどコミュニケーション障害というだけあって、一人語りよりレスポンスのほうに脳のリソースを食ってしまうのですね・・・私みたいなのに話しかけてもらってとても嬉しくありがたいと思っています。
落ち着いたらお返事させてもらいますね、ごめんなさい。

秋はなにかとセンチになったり体調崩したりしがちですが、皆さん体調管理に気を付けて幸せでいてくださいね。


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雅子様に期待すること


皇太子御一家、那須にご静養・・・
もう、愛子様、出さないであげてほしい。嫌がっているでしょう。
わずかに上げかけた手をアップにするなど、メディアのいじめではないか。
いいじゃないか、車に直行で、御夫妻だけお手振りしていれば。

以前も書いたけど、私の脳内ストーリーでは、愛子様が1~2才のころに障害がわかり、同時に雅子様も同じ脳特性であることがわかって、「なるほどだから御失言が多いのか、これはおちおち公の場に出せない・・・」と危機感を感じた宮内庁が、長期御静養の方向に持って行った・・・となっている。(遠からず、だと思うよ~)
雅子様、認知行動療法もお受けになっているらしいし。
まぁ今上天皇がお隠れになるまで適応障害で引っ張るだろうな・・・。

雅子様へのバッシングは、アスペが世間から問題視され、排除される構図とよく似ていて、身震いするほどである。
発信する側も受信する側も定型発達者で占められると、こう伝えられ、こう解釈され、こう叩かれる・・・の見本みたい。
型にはまっていなければ受け入れない、うまく使えないのは世間のほうなのに、引っ込んでいれば税金の無駄遣いだと叩かれるという。
国民皆に、余裕が無さすぎるんだよね。

もっとも一人で伝統をぶっ壊す非定型パワーが、良くも悪くもあることはたしかだろうし、懸命に伝統を守ってきた他の皇族の方々の心中はいかばかりかと思うと、そちらも痛々しいのだけど。

でも個人的には雅子様が嫁がれたことも、愛子様が一粒種としてお生まれになったことも、非常にタイムリーで運命的だと思っている。
皇太子様も深層では、皇室の体制に嫌気がさしていたからこそ、雅子様に魅力を感じられたのだろうし。
この人なら皇室内に旋風を起こしてくれる・・・と思われたんだろうな・・・その旋風が、今は抑えつけられた挙句、悪いほうにばかり働いているけど。
現代社会でアスペが問題になる構図と、やっぱりものすごく似ている。

代が代わったら是非、発達障害の啓蒙を頑張っていただきたい。
コミュニケーションに障害があるなら無理に御公務なさらなくてもいい。
でも雅子様が雅子様らしい形で、真に皇族の一員として溶け込まれるところをいつか見たい。

そしてどんな個性も殺されることなく、有効に生かすことのできる世の中になるよう、時代を動かしていただきたい。

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今だから言える思春期のころ


私の場合、不登校になった真の理由は、自分が劣等であることを感じてつらかったから、かなぁ。
ルナさんの「Dear アスペルガーの君へ」の記事を読んで、改めてそう思った。

発達の順番がおかしかったから、思春期以前は同級生が幼く感じて仕方なかったのだが、いきなり付いていけなくなった・・・とわかるのも今だからであって、当時は「自分が付いて行けていないせい」なんて思ってもいなかった。ただただ自分の異質感に悩んでいただけ。

学業成績による「私は賢いほう」という自己イメージは、確固としていてなかなか揺らがなかった。
とにかく何だかよくわからないけど周りの子達と合わなくなって苦しかった。

子が不登校になると、親は必死で原因を探ろうとするけど、関係ない。
仮に引き金になった意地悪な子がいたとしても、不適応になる子は遅かれ早かれ・・・である。
不登校で行き詰っているところに、親と教師から執拗に原因を探られたら、子は犯人を捏造せざるをえなくなるところまで追い込まれるだけである。捏造は大げさだけど、ちょっと意地悪してきた子の名前を挙げざるをえなくなるのだ。
実際、本当の意味で「なんで学校に行けなかったか」、私は診断後にやっとわかったぐらいだから、問い詰めたところで真の答えなど引き出せないと思う。


ちなみに私は、初めてバイトをするまで店頭で買い物もできなかった。
売り子とのコミュニケーション・・・というほどでもない、ただお金を払うだけなのだが、それでも怖かったのである。
自分がバイトをして、あ、いろいろ気を遣わないといけないのは売り子のほうであって、客はでかい態度でいいんだ、ということがわかってから、怖くなくなった。

でもまさか親はこんなことができないなんて思ってもいなかったであろう。
実に気軽に買い物を頼んできて、困った私はいつも忘れたふりをして怒られていた。
なぜ、素直にできないと言えなかったか・・・・言えるわけ、ないでしょ(汗)できないなんて普通の子ならありえないもの。
仮に言ったところで罵倒されたり情けながられたりするのがオチだったから・・・ただでさえ自分でも情けないと思っているのに、畳みかけるように非難語を浴びせられるともう、ブチ切れるしか成すすべがなかった。

私が思春期前には是非告知を!・・・と言いたいのはここなのである。
いくらしっかり目を届かせているつもりでも、中学生にもなると一人で密かに「できないなんてありえない、情けない」と自尊心低下の一途を辿っていることがある。

親に何でも話しているふりして、じつは何にも話していないよ。プライドはしっかり年齢相応なんだから。
本当に、ありえないところでつまづいていることがあるからね、アスペ。


 稀に、告知がマイナスになるケースもあるようですので、あくまで一当事者の意見として読んでくださいね。


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診断を受けてよかったこと2


何と言っても犯人探しをしなくて済むようになったことである。

アスペとわかる前は、親が悪い、周囲が悪い、自分が悪い・・・と犯人探しで大変であった。この経過、辿ってきた人も多いと思うけど・・・だいたい社会がそういう見方だったんだもんね。
子供に問題があれば親が悪い、家庭環境が悪い・・・しかもきょうだい揃って不適応となったら、確実に原因は親・家庭であると結論付けられていた。

発達障害の概念ができたのは、この悪者をつくらないで済むという功績だけでも大きい。
脳の素因として考えれば、どんな人間も悪くないのである。

そしてwaisという「個人内能力差」が数字で出る検査をとおして私は、人にはそれぞれ脳内得意分野と不得意分野があるということに、改めて思いを馳せられるようになった。

うちの親も、定型は定型だろうけどあまり賢くないであろうということも察せられるようになった。
生活力やコミュニケーションスキルは高いけどね、うちの親・・・でも情報弱者だし、たとえ今の時代でも積極的に情報収集したり奔走してくれるタイプではなく、たまたま出会った先生の言うことを鵜呑みにするだけのタイプだと思う。
パソコンなんて触りもしない、まぁそんな親だからこそ、私はこうやって恥ずかしい自分をいろいろ開示できているわけであるが・・・(親にチェックされていると思ったら、書けないなぁ私は(汗))。

発達障害においては、親先行か子先行か、きっぱり分かれるように思う。
(小さいうちにわかったら親先行に決まっている・・・というわけではなく、どちらが精力的に情報収集などをして障害に取り組むかという意味)

で完全なる子先行のプライドとして私は、親には二度とキレない、感謝しかしない、ということを自分と約束した。
これが落ちこぼれな私のぎりぎりのプライドなのである。これだけは守っている。

私の場合は、自分肯定=親肯定、にもつながった。


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診断を受けてよかったこと1


私は診断を受けて何がラクになったかというと、わからないことをわからないと言えるようになったことである。
普通の大人ならわからないなんてありえないから、とても言えない・・・そしてそれを取り繕うときの、何ともいえない虚しさ、屈辱感。
あれをもう感じずに済むだけでもありがたい。

つねに自分を欺いているのと同じで、そんな状態では自己肯定感などとてもじゃないが持てなかった。
でも、欺かないと生きてこられなかった。あまりに定型外で周囲に受容されなかったから。

よく「ありのままのあなたでいい」とは言うけど、少なくとも私のこれまでの人生、ありのままで受け入れられた経験など無いし、アスペで周囲にありのまま受け入れられる幸運な人はごく僅かだと思う。
受け入れられない現代だからこそあぶり出された障害でもあるし。

社会復帰したらまた、色々取り繕わないといけない時もあるだろうけど・・・でも、自分の内面で、そういう仕様の脳に生まれたんだから仕方ないと思えるだけでも救われる。

他人は欺いても(←あんまりいいたとえじゃないけど、よほど親しい人でない限りややこしすぎる自分を開示する必要もないだろう。開示されたほうも困るだろうし(汗))、自分を欺くことがなくなるだけでも、私にとって救いである。


具体的に一つ言えば、私は恋を知らない悲しい人である。

今まで知っているふりをするのがすごく辛かったし、惨めだった。
惨めすぎて機嫌が悪くなったり荒れたりもした。
そんな自分が嫌だった。

でも、今は受容できている。

でもね、やっぱり、同性愛でも何でも、恋を知っている人が羨ましい・・・


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プロフィール
HN:Solitude
性別:女
自己紹介:正式診断済みの受動型アスペルガーです。高知能も高学歴もギフテッドもなし。セクシャリティにも問題あり。これからどうやって生きていこうか模索中。メールアドレスはxxxxsolitu★dexx★xx@ya★hoo.co.jp (★3つ取り除いてください)
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