自分がいやなことを言われて、「いや違う、こういう意味だったんだよ」と後から訂正されても納得しないアスペさんが多い気がする。
最初に認知したことに、しつこくとらわれて、何だか物わかりのない人みたいなかんじになる。
誤解される側になると実にうっとおしいもんだなと思うけど、よく考えれば私も身に覚えはある。
それほどアスペにとって言葉は重い。
というか、解釈違いだったことが理屈ではわかっても、それはそれ、「でも最初に言った貴方の言葉で私がこういう気持ちになった」、というほうが重大な真実として残るのである。
だから「違う」と言われた後も、しつこく同じことを言ったり書いたりということになったりしがちなのである。
逆の立場になると、関わりたくない・・・も当たり前かなと思う。
よほど「この人を理解してあげたい」という愛が溢れかえっている人じゃないと、付き合いきれないと思う。
そしてそんな無償の愛など・・・他人に望めるわけはないのに。
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「本当の自分」なんてものになんぼの価値があるのか。
アスペは外見がどうしても、洗練というかんじにはならないから(身のこなしの悪さやぎこちなさが、どう頑張っても付きまとう)、中身で勝負みたいな気持ちはわかる・・・けど、自開しすぎはえぐい、やっぱり。
アスペだからというより、自開しすぎたら皆それなりにえぐいもんだと思う。
自分の資質を無視した仮面をかぶると、精神が蝕まれてしまうけど、何となく自分と和解できる程度の仮面はかぶって人と付き合わないとな・・・と思う。
素材と料理にたとえるなら、アスペはレア食材であるからして、料理法に工夫がいるのである。
定型さん(汎用素材)のように幅広い味付けに対応しないから、大抵の料理法ではまずいことになってしまうのである。
早く自分が社会と相容れ、なおかつ自身もいいかんじでいられる料理法を見つけたいものだ。
言うはやすし、きよし、だけど・・・。
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私が「どんくさい」と並んでしょっちゅう言われていたのが「要領が悪い」。
やはり他者と円滑に交流を進めるには、かなり我を捨てないといけないけど、抑えすぎるとまた変なところで爆発したり、病んだりするからね・・・難しい。
今精神状態が良くないので反論する気力が沸かない。
無断引用禁止って書いとくべきかな、やっぱり・・・疲れる。
ブログ村を抜けた意思を汲み取ってほしい・・・っていってもアスペに「汲み取る」なんて無理か・・・。