「アスペルガー ギフテッド」という検索ワードで来る人が多くて、ちょっと複雑。
アスペルガーにおけるギフテッドというのは、要するに障害部分(凹)とのコントラストで目立つから取り上げられるだけの話で、高IQ者と同じく出現率は定型発達者と変わりないと思う。
でもアスペっ子は発達の順番がおかしいので、一時期何かに突出して天才めいて見えることは、普通にあると思う。
成人してIQ100界隈の私ですら、神童と呼ばれた過去もあるからね・・・(今にして思えばシングルフォーカス・過集中のなせるワザ)。
私は育ちが悪いせいもあるだろうけど、潜在的に何を持っていても食べること(=社会がお金を出してもいいと思ってくれること)に直結しなければ意味がない・・・という身も蓋もない二極論者なので、あまりギフテッド論には魅かれないかな。
いくら高機能搭載パソコンでも、CPUがすぐ一杯になってフリーズじゃ使いものにならんでしょ。
潜在的な能力が素晴らしくても、社会はアウトプットされたものしか評価しないからね。
アスペの場合、テスト問題に正答するぐらいのアウトプットが限界で、対人間となるとぐだぐだだから大変。
今までどれだけおかしなアウトプットをして自分の評価を引き下げたことか・・・・嗚呼。
努力をちっとも認めてくれないのは暴力にも等しいと思います。高IQでも受け入れてくれないし、低IQでも受け入れてくれないし、普通のIQでも障害があると拒否してくる定型世界には絶望しかないです。