私がアスペルガーであることを納得いかないと言っていた母、とうとう主治医のところに行って話を聞いてきた。
この年齢になると年老いた親には言わないという人も多くて、ちょっと情けないかんじもするけど・・・うちの母は若くで私を産んだので、まだそんなにシルバーなかんじはしない。
それで聞きに行って、すんなり納得したらしい(おい)。
なんか他のアスペブロガーはけっこう教育レベルの高い、「いいおうち」出身の人が多い気がするが、うちの家系はアレである。
親戚中見渡しても大卒はおろか、会社員すら殆んどいない、ミズっぽい家系である。
教育レベルは低い親だから、わりと医者とか権力者の言うことを素直~に受け止める傾向があるのよ。
中学のとき不登校になった私を施設に追いやったのも、児童相談所のアドバイス通りだったし。(余談だが、当時の児相は酷かった)
それはともかく、納得した親・・・優しくなった。
「やっぱりこれからでもちゃんと理解して、こっちも態度を改めていきたいと思う」
と言ってくれて、日に何度もつかれていた溜息や罵声が殆んど無くなった。
どんくさいゆえの失敗(私も軽度の発達性協調運動障害があると思う)をした時に浴びせられる言葉も、罵声から「大丈夫?」という言葉に変わった。
気持ち悪いかというと気持ち悪くない、なんか泣きそうになってしまう。
お茶を飲みながらしみじみと、
「あんたが変な犯罪とか犯さんかって、よかったと思ってるわ・・・」
っておいおい(ステレオタイプな見方してるな(汗))てかんじだけど、とにかく、優しくなったのはありがたいことである。
優しくされるとこっちも・・・やはりしっかり親孝行しなくてはという気持ちになる。
もちろん自分なりにということだけど・・・。
親孝行以前に、親不孝をなくすのが先だけど・・・。