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30代後半でアスペルガー症候群と診断された女性です。高知能もギフテッドもない予後不良群の一人です。
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非言語的趣味が命


自閉の人はとくに言語コミュニケーションに難があるから、非言語的趣味を持つことが大事だと思う。
言葉が無くても「楽しい」を共有しあえる世界。
他者と楽しいコミュニケーションが成り立つとしたら非言語的趣味しかないような気がする・・・。

私は非言語的趣味が全滅で、とても困っている。

カラオケ→音痴を笑われてトラウマ
スケート→スケートシューズで立てずトラウマ
ボウリング→つま先にボールを落としてトラウマ

もちろん、笑いに昇華させるヒューマンスキルなどあろう筈がなく・・・すべて地獄絵図に終わった

ちょっと親しくなってもどこにも行けない。
つくづく、何一つ成功体験を積ませてもらえなかった残念さがこみあげるがもう言っても仕方ない。
多くのアスペさんに備わっている絵心も皆無だし。

唯一の趣味といえば文章を書くことだけど、これには多大な業がつきまとう。
ログを溜めれば溜めるほど、業が増えていく。


拍手コメ欄から、アスペと文章の上手下手の相関性について質問をいただきましたが、どうなんでしょうね。
私は文章は小学生のころからよくほめられていました。唯一、人並みにできる部分かもしれません。
自閉の人間にとって文章は命綱みたいなところもありますが、災いも引き起こすので一長一短だと思います。

私の場合、リアルでトラブルを起こしたり人が離れて行ったりするのは、単に口下手なだけではない、中身に問題があるのだという現実と如実に向き合わざるをえなくなりました。
それはそれで、自分にとって大切な学びとなってはいますが・・・・。

非言語的趣味が楽しめれば、そちらのほうが健全のような気がします。


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雑談研究・・・


なんてことない会話で絆を深めていくのが定型コミュニケーションなんだろうけど、難しすぎる。

雑談研究のため、母が一日に私に話しかけてきた内容を一覧にして眺めてみた(くだらないので公開しませんが(汗))。
いやぁー、ほんとにどうでもいい、だからどうした話のオンパレードで、ちょっと目まいがした。
私的にわざわざ口を開いて発言する必要があると思う内容は、一つもなかった。

じゃあ、一日中黙っているか?
やはり暗すぎるし、険悪な家族みたいなかんじになってしまうだろう。
母は太陽である。
しかし殆んどキャッチボールの成り立たない、能面顔で相槌を打つだけの娘に、よくここまでめげずに話しかけてくるよな母も・・・。

アスペは口を開けば当たり障りのあるトークになってしまうから嫌われるんだろうけど、当たり障りのないことで口を開く意味を感じられないのである。
いや、今は感じているけど。
しょうもない雑談の積み重ねによる絆の形成があってこそ、当たり障りのある話も抵抗なく聞けるというものである。
いきなり当たり障りのあることばかり言う人間に誰も寄ってはこない。わかっている。実際誰も寄ってこない。
でもこんなしょうもないことを山ほど会話しないと核心トークはしてはいけないなんて・・・と、母が私に話しかけてきた内容一覧を眺めてはくらくらしてくる。


自分でも疑問なのだが、そのくせ何でこんなに文章は書けるのか不思議。
おしゃべりな母は、オールプリントの年賀状にたった一言の自筆メッセージを書くことすら「何を書けばいいのかわからない」と悩んで、何も書かずに毎年出している。

喋るのと書くのは、きっと使用する脳の場所が違うのだろう。

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回避、回避、回避・・・


子供の頃は親戚が身近にいて、いつも外で会ったときの挨拶にすごく困っていた。
他人なら「こんにちは」と言えるのだが、近い親戚の場合どう挨拶すればいいのかがわからなかった。
わからなかったから、何も言葉を発することができず、歩き去っていた。

相手側から見た事象は、「無視」ってことにしかならない。
それがわかったのが小学校高学年ぐらい(遅いよね)。
でもそれがわかってからも、どう反応すればいいのかわからなくて苦悩していた。

そして今。
近所の方に一度コンニチハした後に、再度顔を合わせた時の声の掛け方がわからない・・・。
なんか歳とっても結局ずーっと同じことで苦悩している自分が情けない・・・。

二度目に会いそうなときは遠回りするなど、くだらない苦労を重ねている。
苦労の方向性が決定的に間違っているだろうというのはわかるんだけど、無視はしたくない→無視するというシュチュエーションを避ける・・・というオツムしかないのである。

自然に覚えられる筈のことを、あえてきちんと具体的に教わらないと、いつまでたっても理解できない障害だなとつくづく思う。

年々、変な人に思われないための無駄な動きが多くなりすぎて、ますます挙動不審な人物になってしまい、外に出るのがしんどい。


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IQだけでははかれない


語弊があるかもだけどアスペも所詮、精神遅滞だと思う。
医学的用語では知的障害の意味だから厳密には違うけど、「IQだけですべてははかれない」というのは私はネガティブな意味でそうとらえている。

 ポジティブ→「IQテストでは量れない無限の可能性がある  」
 ネガティブ→「IQテストでは量れない遅滞部分が無限大  」

私はどこまでいってもネガティブである。

人によって幼児レベル~中高生レベルあたりまで差があるだろうけど(IQも実年齢も肩書きも関係なし)、心の成長はどこかで遅滞しているよね。
にもかかわらず、人並みもしくはそれ以上のIQがあるゆえに、年齢相応のプライドはしっかり持ち、年齢相応の対応を求められるから、故障もするわけである。


私は予定変更パニックなどは無いと思っていたが、人が想定外の受け止め方をしていたとわかるとパニックになる。

アスペだから当然、人の受け止め方なんて想定外の嵐で、傷付きまくって病んだ。
「本当は皆こう思ってたのよ!」なんて溜まった怒りをぶつけられた際には、人間不信もいいところである。
アスペ同士なら大丈夫かなと思ったらそれも大間違いであった。

パニックというのは心の逃がし所が見つからず固まる(or暴れる)ということなんだろうけど、この心のスペースが異常なほど狭いから生きていくのが大変なわけである。


「アスペ&アレルギーっ子 育児奮闘」mamiさんのブログより
不思議さんとの出会い

これ、私もやりそうだわー。
「怖い」「背後霊のよう」「イライラ」・・・やっぱりそう言われるよね。
療育も受けられなかった、自覚もない受動アスペなんて多分そんなかんじだと思うけど。

・・・私もうこれ以上傷付いたら死ぬ。(復活不能なほど病むという意味)

めいっぱい背伸びをして健常者のふりして生きていくか、障害者として生きていくか、ぐらぐら揺れ動いていたけど、やっぱり障害者として生きていくことに決めた。私は足りなさすぎる。


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ころもがえ


鬱なのであまり頭が動かなかったが暑くなってきたので無理やり決行。
いつももっと遅くなるけど、発達障害者は季節を無視した服装でおかしく見えるというのを気にして、早めに。
ぐちゃぐちゃのままタンスにつっこんで完了。疲れて一時間ほど寝込む。
綺麗に畳むのはまた後日。

どうせなら綺麗にたたみながら入れれば一度で済むじゃないかという話なんだけど、そういうのが難しい。

で、思い出したけど小学生のころ体操服をぐちゃぐちゃのまま持ち帰って、よく怒られていた。
なんで?たしかに皆たたんで持ち帰っているけどなんで??
と納得いかなかった。
「女の子なんだから」という一点突破で押し切られていたが、いまだに意味不明。


どうせ洗濯機に入れるだけの使用済み体操服を、あえてたたまないといけない「合理的理由」を説明できる人、います?


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プロフィール
HN:Solitude
性別:女
自己紹介:正式診断済みの受動型アスペルガーです。高知能も高学歴もギフテッドもなし。セクシャリティにも問題あり。これからどうやって生きていこうか模索中。メールアドレスはxxxxsolitu★dexx★xx@ya★hoo.co.jp (★3つ取り除いてください)
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